長者番付の常連、銀座の日本漢方研究所の斎藤一人さんの言葉は心に響きます。

地球が天国になる話 |斎藤 一人

地球が天国になる話
地球が天国になる話
posted with amazlet on 06.07.28
斎藤 一人
ロングセラーズ (2006/02)

【私の評価】★★★★★


■著者紹介・・・斎藤 一人

 『銀座まるかん』創業者。1993年から毎年、
 全国高額納税者番付(総合)10位以内にランクイン。
 総合納税金額173億円。

●日本はこれだけ豊かなのに、
 街を歩いている人の顔に笑顔がないのはどうしてでしょうか。

 斎藤一人さんは、それは劣等感を持っているからだよ、
 と言います。


●この「劣等感」とは何でしょうか。

 それは、子どものころから親や先生から比較され、怒られ、
 傷ついた心が、「私を認めてくれ」と叫んでいるようなものです。

 ・親がイライラしていると子どもをつっけんどんに扱ったりする。
  そのときは怒りたいから怒っているだけなの。・・・
  あなたの親はただ思いつきでやっているだけなの。ただそれだけ
  なんだよ。だから劣等感を持つほどの問題じゃないんだよ。(p58)

●劣等感を持っているとすぐにわかるのは、自分のイライラを
 怒ることで解消しようとする人です。
 どこの会社でも見かけますね。

 そして、ちょっとわかりにくいのは、
 「あなたのためを思って言うけれど・・・」と言いながら、
 ネチネチと小言や不満を言う人です。

 ・片方は、怒鳴ることによって人からエネルギーを取っている。
  もう片方のほうは、ねちっと始まって、被害者を装いながら
  相手の同情という形で、エネルギーを・・・
  自分がいただいちゃうタイプがいるんです。(p94)

●この私も、大学までは、良い成績、良い大学、大企業への就職を
 目指して突き進んでいたわけですから、他人の基準で
 頑張っていたのです。

 大学時代、何かを探しているように感じたのは、
 実は、本来の自分が求めるものを探していたのかもしれません

 

●では、どうすれば、この劣等感を克服できるのでしょうか。
 まずは自分の劣等感に気づくことだと一人さんは言います。

 しかし、気づいただけでは、心の中にぽっかりと
 大きな穴ができてしまい、またそこに劣等感が戻ってきます。

 その空間を代わりに満たすものは、良いコトバ(言霊)
 しかないと一人さんは断言します。そのコトバは、

 「ついてる。うれしい。感謝しています。幸せ。ありがとう。」(p79)

 こうした言葉です。

 ・「お母さんは、あんたのこと信じてるからね」・・・
  その言葉には恐れがないの。劣等感とは恐れの連鎖なの。
  (p106)

●人間の本質に迫るお話が聞ける素晴らしい一冊です。
 深く考えさせられました。★5つとします。

 斎藤一人さんのお話CD2枚付ですから、
 家族と車で聞いてみてください。 

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・劣等感を持った者が出世すると、出世したから人は自分を
  尊敬してくれると思うけど誰も尊敬しない。だから、
  今度は飲み屋だとかいろいろな所へ行って威張るんだよ。(p44)


 ・ほめる気になればいくらでもほめられる。
  けなす気になればいくらでもけなせるの。
  自分をけなして生きたら地獄だよ。「自分のあら」を探す人は、
  他人のあらを探すよ。・・まず自分が「私は私を尊敬しています・・」
  だよ。(p113)


 ・死を考えるときに、人はまともな愛の道に戻れる(p119)

▼引用は、この本からです。
「地球が天国になる話」斎藤 一人、ロングセラーズ(2006/2)¥1,575
【私の評価】★★★★★

【斎藤一人の経歴】
1948年生まれ。

「銀座まるかん」の創業者。漢方による健康食品を販売。「スリムドカン」などのヒット商品でおなじみ 。

1993年から100年連続で全国高額納税者番付(総合)10位以内。累積納税額日本一。